CFD(クリック株365)について詳しく解説させて頂きます。
CFDとはContract For Differenceの略語です。
日本語に訳しますと、差金決済取引のことです。
差金決済取引とは、実物の受け渡しを行わない取引で
例えば、100万円分の取引をする場合、通常なら100万円を用意して
実物と交換しますが、CFDの様に差金決済取引の場合は
その何分の1、何十分の1の証拠金で取引できる様にした商品です。
よって少額資金で投資が出来る様になります。
■CFDの銘柄
下記の4銘柄のみです。
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日経平均株価(日経225)
【対象指数:日経平均株価(東京証券取引所)】 |
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NYダウ
【対象指数:ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ニューヨーク証券取引所(NYSE)および NASDAQ)】 |
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DAX®
【対象指数:DAX®(フランクフルト証券取引所)】 |
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FTSE100
【対象指数:FTSE100(ロンドン証券取引所)】 |
CFDはインデックス投資となります。
インデックス投資とは、主要な経済指標と連動するように設計されている
インデックスファンドに対する投資です。
例えば日経平均株価連動型のインデックスファンドであれば、
日経225と呼ばれる東証1部主要225銘柄へ均等に投資をする
ことになりますので、その平均値は日経平均株価と
ほぼ連動する形となります。
個人投資レベルで225銘柄に投資するというのは難しいですが
インデックス投資であれば、例えば『日経225連動型ETF』や
『日経225連動型CFD』の様な1銘柄を購入すれば良いのです。
■CDFのメリット
〇 少額資金で取引可能
上の差金決済取引で記載した様に、何分の1、何十分の1の資金で取引できます。
(レバレッジをかけた取引が可能)
〇 長期保有が可能
株の信用取引は返済期限があり(通常6か月)
日経225mini(先物)は限月(返済期限)があり
いずれも返済期限がありますので、その時点で、含み損状態となっていて
決済すれば損失が確定する場合でも、返済しなければなりません。
CFDは株の現物取引の様に、返済期限がありませんので、いつまででも
保有することができます。
〇 円で取引
NYダウをはじめ、DAX®、FTSE100の海外株価指数が円建てで取引可能
なので、為替リスクはありません、金利、配当相当額も円建てです。
〇 売りから始めることができます。
株の現物取引では一般的に株を買って、保有しているから、売る(決済)
ことができます。持っていない株を売る(決済)することはできません。
株の信用取引では、持っていない株を売りから始めることができます。
例えば株価(相場)が、この先、値下がりすると思えば、売りから初めて
株価が実際に値下がりすれば、買い戻し(決済)すれば、差額分が
利益となります。
通称『カラ売り』といいます。
それと同じ様にCFDでもカラ売りが可能です。
〇 買いで保有している場合は配当金が貰える。
一般的な株取引と同じでCFDを『買い』で保有している場合は
配当金が貰えます。
但し、『売り』で保有している場合は、配当金相当額を支払う
必要があります。(カラ売りしている場合)
〇 夜間、祝日も取引可能
一般的に株の取引きは午前9時~午後3時までの取引となりますが
CDFは、ほぼ24時間、さらに祝日も取引可能です。
■日経平均を取引できる代表的な金融商品を比較
株(現物) 日経225連動ETF |
株(信用取引) 日経225連動ETF |
日経225mini(先物) | CFD | |
配当 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
長期保有 (返済期限無) |
〇 | × | × | 〇 |
3倍越え レバレッジ |
× | × | 〇 | 〇 |
カラ売り | × | 〇 | 〇 | 〇 |
夜間取引 | × | × | 〇 | 〇 |
祝日取引 | × | × | × | 〇 |
CFDは一番後発商品ということもあり、他の商品より、優れた商品であることが
解ります。
■銘柄詳細
〇日経平均株価(日経225)
日本を代表する株価指数
東京証券取引所第一部に上場する株式銘柄のうち
株式市場を代表するものとして株式会社日本経済新聞社が
決定した225の銘柄を対象とするその
指数採用株価の合計を「除数」で割って算出される株価指数。
〇NYダウ
米国を代表する株価指数
米国を代表する優良企業30銘柄で構成された株価指数。
構成銘柄の株価加重平均により算出される。
〇DAX®
ドイツを代表する株価指数
フランクフルト証券取引所に上場する株式銘柄のうち
時価総額の上位30銘柄で構成された株価指数。
算出される株価指数は、構成銘柄に配当が生じた場合に
その配当が指数に与える影響を加味した「配当込み」の指数
(=トータル・リターン指数)。
〇FTSE100
イギリスを代表する株価指数
ロンドン証券取引所に上場する株式銘柄のうち
FTSEの時価総額及び流動性基準を満たした上位100銘柄で
構成された株価指数。
これで、CFD(クリック株365)についての解説を終了させて頂きます。
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当記事は、2018年5月25日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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